油性塗料で塗装した屋根の状態を調査しました|東京都練馬区大泉O様邸

施工5年後

こんにちは。プロタイムズ総合研究所の横山です。

今回は、東京都練馬区大泉にあるO様邸へ調査に伺いました。築20年のO様邸。5年前にプロタイムズ総合研究所で屋根と外壁の塗装をしました。今回は、「屋根の状態を確認してほしい」というO様のご依頼で訪れました。早速、ルーフカメラを使って屋根の状態を確認していきます。O様邸の屋根材は、スレート屋根です。屋根は油性塗料で塗装されていました。

油性塗料とはなんでしょうか?まず塗料には、「アクリル」「シリコン」「ウレタン」など、様々な種類があります。そしてそれらには各々、水性塗料と油性塗料(溶剤系塗料)の二つの種類に分けられます。水性塗料と油性塗料の違いはおおまかにいうと、「主成分が水性=水か、油性=シンナーか」に分けられます。油性塗料は、昔から主に屋根や外壁に使われていました。なぜ室内で使われないかというと、主成分がシンナー(有機溶剤)だからです。刺激臭が強く内装には使えないのです。そして油性塗料のメリットは、油の特徴である水を弾く力に優れていて、雨風にも強く、耐久性があります。よって外壁や屋根など、家の外に使われるものに適しているのです。また油性塗料は、壁面と塗料の密着にも優れていることから塗膜も強く剥離しにくいのが特徴です。さらに油性塗料は、水性塗料に比べると光沢があり、気温が多少低くても乾燥が早いなどの特徴があります。そのため寒い地域では、油性塗料を使われることが多いそうです。

ただ水性塗料の方も負けず劣らず、近年で飛躍的に性能が進化しています。耐久性も上がっているので、油性塗料と同等のパフォーマンスを発揮できるのです。そのため外壁や屋根にも水性塗料を使用するお家は多くあります。こうなると、どちらを選ぶか迷ってしまいがちですが、もし施工中に発生する油性塗料の刺激臭(シンナーの臭い)が、近隣の迷惑にならないか心配な方は水性塗料を使用する方が安心して過ごせるかもしれません。

さて、担当者が屋根を確認したところ紫外線による退色もありませんでした。屋根は油性塗料ならではの光沢も見られて大変良い状態でした。屋根の状態をカメラで見ていただいたO様。異常がないことを確認して、「異常がなくてよかった。屋根の上には自分で登れないし、確認できないので調査してもらえると助かります」と納得したご様子で語りました。

次に外壁の確認です。もともと外壁の色はグレーだったO様邸。プロタイムズ総合研究所で外壁塗装をするのを機に、外壁の色を白色に変えたのです。「前より家の雰囲気が明るくなって、気に入っています」と語るO様。担当者は外壁を丁寧に確認していきます。

O様邸の外壁は、「吹き付けタイル」と呼ばれる工法でした。「吹き付け」とは、「スプレーガン」という道具を使って、塗料を霧状にして外壁に吹き付ける方法です。吹き付ける塗料によっても、専用の「スプレーガン」があります。また噴出方法も変えることができます。またこの「吹き付けタイル」は一般的な塗装と工程が異なります。一般的な工程は「下塗り、中塗り、上塗り」と三つの工程があります。「吹き付けタイル」では、「下塗り、主材塗り(1回または2回)、中塗り、上塗り」の計4回〜5回の工程を行っています。通常の塗装に比べ、手が混んでいる作りになっているのです。ちなみに主材塗りとは、模様を作る工程のことです。粘土の高い塗料を吹き付けて、盛り上がった部分を専用のローラーで転がしたり、コテなどで押さえたりします。すると盛り上がり部分がつぶれて平になり、ユニークな模様が現れるのです。これをヘッド押さえ仕上げといいます。仕上がりは、立体的且つ重厚感のある外壁になります。ちなみにヘッドを押さえたりしない場合は、吹きっぱなし仕上げと言います。

さて、O様邸の外壁は大変状態がよく、塗膜の剥離やチョーキングも見られませんでした。担当者が、外壁と一緒に付帯部の確認をしたところ、O様邸には軒先の軒天側に換気口が複数あるのを発見しました。この軒天側の換気は、住宅では大変ポピュラーな屋根裏の換気方法です。これで屋根裏にたまる湿気や熱を換気できます。さらにO様邸では、珍しいことにこの換気に加えて、1階の天井部分にも換気口がついていたのです。写真の、雨樋の横にある丸い部分が換気口です。この換気口があることで風の出入りが多くなり、木材への吸湿や結露を防ぐことができます。木造住宅にとって換気口が多くあることは、とても良いことなのです。「一階の天井部分の換気口のおかげで、2階の床の湿気がたまりづらく、不具合が起きづらいだろう」と担当者は語りました。

O様によると、もともとこのお家には換気口が多くつけられている設計だったそうです。今のところお家に不調もなく、快適に住めているということでした。担当者からの報告も終えて、O様は安心したご様子でした。そして、「今日はいろいろな話をきけて、私の家が丈夫だということが再認識できた。いろいろと勉強になりました」と嬉しそうに語りました。

[取材者]横山あかね(広報)
横山あかね
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