台風後に屋根板金の浮きがないかを調査しました|神奈川県横浜市緑園A様邸 

施工7年後

こんにちは。プロタイムズ総合研究所の横山です。

今回は、横浜市緑園のA様邸に伺いました。A様邸は、7年前にプロタイムズ総合研究所で屋根と外壁の塗装を行っています。今回、なぜA様邸に担当者がお伺いしたかというと・・・。9月にきた大型の台風の影響で、屋根の様子が不安だったA様。家の周辺から屋根を観察していると「屋根の一部分が浮いている気がする」と感じたA様は、プロタイムズ総合研究所に連絡をくださいました。たしかに9月末からプロタイムズ総合研究所でも「台風の影響で板金が浮いたり、飛ばされた」といった相談や問い合わせは多くいただいています。台風の影響は住宅にとって大きな影響を及ぼしますので、A様が不安な気持ちになるのも無理はありません。

さて、さっそくルーフカメラを用いて屋根の状況を観察する担当者。 A様がご相談された屋根の箇所はこちらでした。

写真中央にある屋根の板金の継ぎ目部分(左側)が少しだけ浮いているように見えたのです。たしかに右側よりも左側の影の方が大きい気がします。

そもそも、板金とはなんでしょうか?屋根の板金は、屋根を止める金属部分のことを指します。屋根の面と面が合わさる接合部分を板金で覆っています。屋根材を繋ぎ止める役割や、雨水の侵入などを防いでくれているのです。今回は、この板金同士をつなぎ合わせている継ぎ目の部分に隙間があるように見えたということでした。

実はこの継ぎ目には、シーリングというものを埋め込んであります。シーリングとは、水密性・気密性を高めるためこのような継ぎ目に合成樹脂や合成ゴム製のペーストを詰めることを言います。シーリングを入れるための道具は鉄砲のような形をしていて、引き金をひくと先端からシーリングが出てきます。それを継ぎ目に入れていくのです。

この継ぎ目に入っている白い部分がシーリングです。今回、「板金の片方が浮いているように見える」ということでしたが、板金は浮いていませんでした。なぜ浮いているように見えたかというと・・・。右側のシーリングは、継ぎ目の手前側に付着していたのに対し、左側のシーリングは、継ぎ目の奥にはいりこんでいたからです。そのためシーリングがよく見えず、手前の部分が影で暗くなっており、何もはいっていないように見えたのです。なぜシーリングが継ぎ目の奥へ入り込んでしまったのかというと・・・。シーリングは伸縮性があるため、乾く間に伸縮し奥へ奥へと入り込んでいったのです。ただし継ぎ目は、シーリングできちんと蓋はされているので雨水が侵入することはありません。機能的には問題がありませんでした。板金が浮いていたわけではないことを知ると、ほっとしたご様子のA様。またA様からこんな質問もいただきました。

A様「シーリングの上から塗料を塗ってもらったと思うんですが、今は塗料が剥がれているのか白っぽくなっているんです」

シーリングの上から塗料を塗る場面は、しばしばあります。シーリングの上に塗ってある塗膜の剥がれやヒビは、伸縮率の違いによって起こるのです。塗料は乾くとシーリングよりも硬くなります。反対にシーリングは弾力性があり、ゴムのように伸縮性が高いのです。内側にあるシーリングと外側の塗料の伸縮率に差が出ることで、地震などで建物が揺れるとシーリングはゴムのように伸縮しながら動き、その上にのっている塗膜はその動きに耐えられずひびが入ってしまうのです。ただ塗膜にひび割れができても、中身のシーリングには問題はありません。なぜひび割れが入る可能性があるのに、シーリングの上から塗料を塗るのかというと・・・。シーリングの上から塗料を塗ることで、紫外線が当たるのを防ぐことができます。塗膜がないシーリング材は直接紫外線があたってしまうため、塗装されている物と比べると劣化が進むスポードが早いのです。シーリングの寿命を伸ばすために、シーリングの上にも塗料を塗っています。

ルーフカメラで撮影した写真を、A様にお見せしながら説明をした担当者。屋根に異常がないことが確認できたので次に行うことは外壁の調査です。担当者が外壁の調査中、施工当時のことを思い出したA様はこんなことを語ってくださいました。

A様「初めての外壁塗装だったけれど、屋根と外壁の色はお願いした通りの色でイメージどおりだったよ。あと塗装屋さんの交換ノートが印象的だった。今日はどこをやったというのがわかると、自分でも確認できるからいいなと思った」

施工当時、A様は施工している職人さんの様子や完成していく外壁や屋根の様子をよく見ていてくださったそうです。

今回の点検でも担当者と共に回ってくださり、疑問点を一つ一つ確認しました。常日頃から自分の目で、家の様子を見ておくこと。関心を持っていただくことは、とても大切なことです。いざお家に異常がでたときに初期段階ですぐに気がつくことができます。

担当者が調査をしたところ、外壁にも異常は見られませんでした。「施工から7年経過しましたが、汚れも少なくとても良い状態である」という判断を担当者はしました。最後に、今回の外壁と屋根の調査についてA様はこう語りました。A様「点検はありがたい。自分で見れる場所ならいいけれど、屋根はお手上げ・・・。専門の方に来てもらえるとありがたいな」

[取材者]横山あかね(広報)
横山あかね
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