特別対談「岩山健一氏(一級建築士・建築ジャーナリスト)」
せっかく建てた家が、欠陥住宅だったら――。
この誰にでも起こり得る非常事態に対し、一般の消費者はあまりにも無力。そのため近年注目を浴びているのが、建築検査=インスペクションだ。
建築検査はどのようなことをしてくれるのか、欠陥住宅はなぜ生まれ続けるのか。
外装インスペクションを請け負うプロタイムズ総研代表取締役・大友健右と、建築検査で活躍してきた建築ジャーナリスト・岩山健一が縦横無尽に語り合った。
- 対談者:岩山 健一氏(一級建築士・建築ジャーナリスト)
- 1956年生まれ。株式会社日本建築検査研究所代表取締役。一級建築士、建築ジャーナリスト。 欠陥住宅問題をいち早く正面から捉え、消費者側の代弁者として現在まで数多くの紛争解決に携わり、その件数はゆうに2000件を超える。テレビ各社報道番組や特別番組、ラジオ等にも出演し2005年からはTBS「今日発プラス」のレギュラーコメンテーター、テレビ東京「完成ドリームハウス」の監修、2007年からはテレビ朝日「スーパーモーニング」欠陥住宅コーナーなども務める。雑誌プレジデント、新聞の連載記事「自分の家は自分で守る」の執筆や、欠陥住宅裁判鑑定人としても活躍。著書にロングセラー「欠陥住宅をつかまない155の知恵」「欠陥住宅に負けない本」「偽装建築国家」などがある。