現場職人

陸屋根(りくやね)

傾斜がほとんどない平らな屋根のことを陸屋根と呼びます。「ろくやね」とも呼ばれます。平屋根と呼ばれることもあり、陸屋根の建物を簡略図で示すと四角い箱のようになります。

陸屋根の用途
陸屋根はマンションやビルなどの高層建築物に多い構造です。屋根部分が平面なため、ヘリポートを設置したり、屋上に施設を配置したりするのに適しているからです。普通の住宅とは外見が大きく異なるため、最近では一般住宅でも人気が高まっています。また、豪雪地帯では陸屋根を採用する住宅が増えています。これは落雪事故を防ぐためで、雪の重量に耐えるために鉄筋コンクリート構造が使われます。
屋上緑化と陸屋根
陸屋根に菜園や庭園を設置する建物も増えています。屋上を緑化することは建物の景観を向上させるだけでなく、断熱性を高めることにも繋がります。ただし菜園や庭園を造る場合は土砂の重量を計算に入れて屋上の強度計算をし、防根シートなどで防根対策を施す必要があります。芝や低木などの根は非常に強力で、モルタルや防水層などにも侵入してくることがあるからです。
陸屋根と雨水
陸屋根には排水口も設けられており、ルーフドレインなどと呼ばれます。また、陸屋根は完全な平面ではなく、排水のためにゆるい勾配が設けられています。しかし、雨水が溜まりやすい構造であることに変わりはないため、防水施工が重要となります。陸屋根の防水にはFRP防水、塗膜防水、アスファルト防水、シート防水、金属防水などが使われます。住宅の場合はFRP防水が大半を占めます。FRP防水はマット状の補強材(ガラス繊維でできています)を敷き詰め、その上からFRP樹脂を塗っていく防水法です。塗膜防水は液体状の防水材を何層にも塗り重ねていく工法。アスファルト防水は液状の溶解アスファルトとアスファルトシートを積層して厚みのある防水層を作る工法で、シート防水は塩ビや合成ゴムなどのシートを接合する工法になります。金属防水はガルバリウム鋼鈑などの金属を陸屋根の上に被せるもので、防水性・耐久性ともに優れています。
パラペット
陸屋根の周囲には低い壁が立ち上げられています。これはパラペットと呼ばれ、雨水が外壁に流れ落ちることを防いだり(キューブ型の建物だと直接外壁に雨水が流れて雨垂れの跡が残ります)、歩行者などが落下するのを防止するために設置されています。
ペントハウス
陸屋根には突出した小さな部屋が設けられていることがあり、ペントハウス、もしくは塔屋と呼ばれます。屋上への出入り口、収納スペース、昇降機室などに使われます。
[記事監修者]池上政之(プロタイムズ総研現場革命部)
池上政之
プロタイムズ総研現場革命部課長。一級塗装技能士。塗装職人としての実績が豊富。関連企業としての関わりからプロタイムズ総研へ入社。現場をまとめる役割も担っている。
なお、プロタイムズ総研には多数の一級塗装技能士が在籍しておりますのでよろしければご覧ください。
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