現場職人

ハットジョイナー

外壁サイディングの目地(少し間隔を空けて設置された部材間の隙間・継ぎ目の部分)部分に入れる金具をハットジョイナーと言います。断面を見ると山高帽、あるいはシルクハットのような形をしているのでハット(帽子)ジョイナーと呼ばれています。

ハットジョイナーの役割
外壁の場合、ハットジョイナーは外壁サイディングに挟まれる形で設置されます。ハットジョイナーは目地幅を一定に保つ定規のような役割も担っています。断面図で見ると、ハットジョイナーは帽子のつば側を木材などの下地に付け、頭を入れる部分がサイディングボードによって挟まれます。この状態では目地部分を外から見るとハットジョイナーが見えますが、隙間はコーキング材で埋めてしまいます。ハットジョイナーは目地部分の耐火構造になると同時に、防水効果をアップさせる働きもあります。コーキングは雨風や紫外線などで経年劣化を起こしてしまうのですが、コーキングの下にはハットジョイナーが待機しているわけです。
帽子の頭の部分にコーキング材が接着しないように、ボンドブレーカーと呼ばれる絶縁体が付けられたハットジョイナーもあります。これは3面接着を防ぐためです。サイディングの目地をコーキングする場合は2面接着が原則となっています。2面接着を重視するのは、建物の揺れや歪み、部材の温度差によるムーブメント(わずかな動き)を吸収するためのワーキングジョイントの役割をコーキング材に持たせるためです。3面接着をしてしまうと、コーキング材が自由に動けなくなってしまいます。するとサイディングが膨張・収縮した際にコーキング材が剥がれたり、ひび割れたりして隙間が生じ、水漏れが起こることがあります。2面接着のハットジョイナーを入れておくとその心配が軽減されます。耐寒性が良くなるというメリットもあります。
古い建物ではハットジョイナーを使用していない場合があります。このような建物のサイディングをリフォームする場合は、コーキング材と接着しにくいバックアップ材を入れることでサイディングの2面接着を確保します。
様々なハットジョイナー
ハットジョイナーにはガルバリウムカラー鋼板、亜鉛、塩ビ、アルミなど、様々な材質が用いられます。断面がT型、H型などのものもあります。また、通常のハットジョイナーではサッシ周りや軒天の取り合い(複数の材料が出合う部分)、入隅(いりずみ。2つの面が出合った所の内側の部分)などの目地には使用できないこともありますが、その場合はハットジョイナーのつば部分を取り除いた片ハットジョイナーという部材を用います。
[記事監修者]池上政之(プロタイムズ総研現場革命部)
池上政之
プロタイムズ総研現場革命部課長。一級塗装技能士。塗装職人としての実績が豊富。関連企業としての関わりからプロタイムズ総研へ入社。現場をまとめる役割も担っている。
なお、プロタイムズ総研には多数の一級塗装技能士が在籍しておりますのでよろしければご覧ください。
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