オールドローズ|くすんだ薔薇の花の色

英語の色名で「オールド」と付く場合は、灰色を帯びたくすんだ色になります。これは、「オールド」という言葉が「古い」「昔の」というイメージを連想させるからだそうです。ちなみに、「アンティック(antique)」という修飾語もよく似た意味で使われます。

オールドローズは「オールド」色の中でも最も有名で、色彩事典では1892年に記録されているのだとか。実際にはそれ以前から存在していて、ヴィクトリア朝(1837~1901年)の期間に大変人気があったため、以降は非常に知られた色として定着することになりました。20世紀には「フェイディッドローズ(faded rose)」という、「しぼんだ薔薇」を意味する色名も作られたそうですが、定着しませんでした。結局、古き良き時代を偲ばせるオールドローズの方が人々に好まれたのです。

ちなみに、オールドローズは薔薇の系統名でもあります。1867年にフランスのギョーという人物がハイブリッドティーローズ「ラ・フランス」を生み出すのですが、それ以前に育成されていた薔薇がオールドローズと呼ばれるのです。その種類は膨大なため、オールドローズ自体がさらに細かな系統に分かれています。代表的なものにガリカ、アルバ、ダマスク、ケンティフォリア、モスなどが挙げられます。オールドローズの大半は半ツル、または完全なツル性の薔薇だそうです。

オールドローズはややくすんだ薔薇の花の色です。色としては、少し大人っぽい色と言えるでしょうか。

個人に似合う色を診断するパーソナルカラーでは、人を春夏秋冬の4タイプに分類します。しかし、「ピンクはスプリングタイプ(春)の人に似合う」といったざっくりした分類ではありません。春夏秋冬はさらにイエローベース(春と秋。黄みを含んだ色グループで、ウォームタイプとも呼ばれる)とブルーベース(夏と冬。青みを含んだ色グループで、クールタイプとも呼ばれる)に分かれ、ピンク一つ取っても様々な種類があるので、それぞれのタイプに合った色を細かく診断していきます。

一般的には、スプリングタイプの人に似合うのはコーラルピンクのような華やかなピンク、オータムタイプにはサーモンピンクのような黄みがかったピンクがマッチします。

ウィンタータイプにはショッキングピンクやマゼンタなどのキリッとした色、サマータイプには桜色のような柔らかく淡い色が合います。そして、サマータイプの人が大人っぽい雰囲気を演出したい場合は、オールドローズが似合うとされています。
(参考:福田邦夫『色の名前辞典507』主婦の友社)

[執筆者]池上政之(プロタイムズ総研現場革命部)
池上政之
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