アッシュグレー|麦藁を燃やしてできた灰の色

無彩色で白と黒の中間の明るさがある色は灰色として知覚されます。デジタル画像ではグレースケールという色の表現方法があり、光の強さによって白から黒まで明暗を段階で分けます。しかし、人間が「灰色」と認識する色は無彩色ばかりではありません。様々な色が混ざった多種多様な「グレー」が存在します。アッシュグレーもその一つです。日本語では灰のような色が灰色という無彩色になりますが、英語ではグレーはグレーであって、「灰のようなグレー」という理解になります。

アッシュグレーは「麦藁(むぎわら)を燃やしてできた灰色のようなグレー」のことを指します。色味としては、やや緑を含んだグレーです。「グレーがくすんだようなイメージ」と言われることもあります。色名として確立されたのは1374年ということで、かなり古くから認識されている色です。グレーを付けず、ただ「アッシュ」と言っても通じるそうです。

ちなみに、くすんだ金髪をアッシュブロンド、わずかにピンクを含んだ色をアッシュローズと言いますが、「アッシュ」という修飾語が使われている色名は少数となっています。

アッシュグレーは女性のヘアカラーとして人気があります。また、ファッションを考える際に活用されるパーソナルカラーでは、アッシュ系の色は「オータムタイプ」によく分類されます。オータムタイプは肌の色が強いベージュ系と言われており、オレンジやゴールド系の色が入ったマットな肌色であることが多いようです。色白の場合は落ち着いた深みのある肌色になると言われており、ゴールド系、グリーン、ブラウンなどのアース系カラーやオリーブグリーン、キャメルといった深い色が似合います。パーソナルカラーがややダークでくすんだトーンになることから、髪の色はアッシュ系やマット系が良いとされています。

なお、アッシュグレーは塗料の色としても採用されています。工場・倉庫の塩ビ樋、折半屋根等吹き付け、波トタン、タイル・リシン・PCパネル・金属パネルの外壁、コンクリート打ち放し外壁、ガルバニウム鋼板・パネル鋼板、倉庫やガレージの床、鉄部、付帯部の塗り替え、ベランダトップコートカラーなどの色として幅広く用いられています。

(参考文献:福田邦夫『色の名前辞典507』主婦の友社)

[執筆者]池上政之(プロタイムズ総研現場革命部)
池上政之
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