エクリュ|「生成り色」の起源

エクリュという色はエクル、エクリュベージュ、エクルベージュとも呼ばれます。色としては、黄色みがかった白。生糸や未漂白の麻の色、「生成り色」として説明されます。

「エクリュベージュ」という色は元々フランス語で、1869年に英語の色名になったと言います。1910年頃からは一般的に広く用いられるようになったそうですが、フランス語では1268年にすでに成立していました。

エクリュはベージュとほぼ同じ色なのですが、ベージュも元々はフランス語の色名で、「素材のままの毛織物の色」のことを指していたのだとか。エクリュの「クリュ」も未加工の状態を表す「cru」という語に由来しているのですが、ベージュが未加工の毛織物の色なのに対し、エクリュは未加工・未漂白・未染色の絹、綿、そして麻などの布の色を指すという違いがあります。

ちなみに「生成り色」というのは、明治以降にエクリュの訳語として登場した色名。日本の伝統色のような印象を与えますが、西洋由来の色名なんですね。類似色としては、「白茶」「鳥の子色」が挙げられます。「白茶」は淡い褐色、鳥の子色は鶏の卵の殻の色を指します。

ベージュについて少々触れておくと、ファッションの世界では「ベージュ」「グレー」「ブラウン」「ブラック」などは誰にでも似合う定番カラーと言われることがあります。しかし、それぞれの人に似合う色を分析する「パーソナルカラー」では、「定番カラーも誰にでも似合うわけではない」と言われます。

パーソナルカラーでは、人の肌の色、髪の色などを判断材料として、似合う色を4種類(スプリングタイプ、サマータイプ、オータムタイプ、ウィンタータイプ)に分類します。すると定番カラーも、それぞれ異なる評価になるのです。

  • ベージュ…スプリングタイプ
  • グレー…サマータイプ
  • ブラウン…オータムタイプ
  • ブラック…ウィンタータイプ

つまり、ベージュはスプリングタイプの人には似合いますが、それ以外の人にはあまり似合わない可能性があります。

ちなみにスプリングタイプは、血色が良く、髪はブラウン系。瞳は明るい茶色で、比較的輝きが強い。肌色はピーチピンクやアイボリー、あるいはライトウォームベージュで、肌に繊細さがある――このような特徴がある人が、スプリングタイプに分類されます。

[執筆者]池上政之(プロタイムズ総研現場革命部)
池上政之
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