雨漏り修理とDIY

屋根もDIYは可能だが…

DIY(Do It Yourself)という言葉もすっかり定着して、様々な補修工事にチャレンジしてみる人が増えています。雨漏りに関しても、簡単な工事なら自分でできる場合があります。では、屋根修理もDIYで可能なのでしょうか。結論から言えば、屋根を塗装し直したり、瓦を修理することは技術的には可能です。しかし、いくつかのハードルを越えられない場合は、専門業者に頼んだ方が賢明でしょう。

まず大前提として、雨漏りの原因箇所が特定できていなければなりません。的外れな所を修理しても、雨漏りは止まりません。中途半端な知識で修理を繰り返すと、時間ばかりかかってトータルの費用は業者に頼んだのと変わらなかった、ということもあり得ます。

DIYのメリットと言えば、費用の安さが挙げられますが、逆に言うと費用の安さ以外に実質的なメリットはありません。後は「自分でやった」という満足感ぐらいでしょうか。デメリットを考えると、業者に頼んだ方が良いと思うかもしれません。

デメリット①は、日数がかかること。プロの場合は数人でチームを組んで作業を行いますが、DIYは基本的に一人ですね。デメリット②は、特に塗装は大変体力を消耗するということです。夏場だと1日の作業で2kg痩せるとも言われます。体力に自信がない方はあきらめた方が良いでしょう。デメリット③は、面積の広い屋根の塗装をアマチュアが行えば、ほぼ間違いなく塗りムラが出てしまうことです。色によっては、塗りムラが目立ってしまうかもしれません。デメリット④は、補償がないこと。専門業者に頼めば、補償が付いてきます。

そして、デメリット⑤は最も注意が必要なポイント。「屋根塗装は非常に危険である」ということです。プロの場合は足場を組んで塗装を行いますが、それは作業効率を上げると同時に、安全を確保するため。個人で行う場合は足場はないでしょうから、安全ロープを装着したり、滑りにくい靴を用意するなど、安全に最大限配慮する必要があります。それができないのであれば、DIYはあきらめた方が良いでしょう。

これらの条件をすべてクリアできるのであれば、DIYに挑戦してみても良いでしょう。ただし、雨が降ってくると雨漏りがするわけですから、できるだけ早い補修が望まれます。

まずは高圧洗浄機で塗装の剥がれやカビ、コケなどを落とします。高圧洗浄機もしっかり固定しておきましょう。ひびが入っている所はコーキング材で補修します。よく乾かしたら、塗装を行います。基本は3回塗りになります。塗装間隔など、塗料の仕様書を守って塗装しましょう。

瓦の修理は、専門業者が来るまでの応急処置と考えてください。瓦の不具合は雨漏りに直結する破損なので、完璧な修理が必要になります。その意味では、最初から専門業者に頼んだ方が早いかもしれません。

割れた瓦は防水テープで元の形に戻します。テープが付かない場合があるので、油分を必ず取り除いておきましょう。下地に穴などがないか確かめたら、瓦を元に戻します。うまくはまらない場合は、防水テープでさらに補修して水が浸入しないようにする必要があります。割れた瓦をパテで修復する場合もありますが、ガルバリウム鋼板で瓦の下支えを作る必要があり、技術的にはやや難しくなります。

なお、修理した瓦はもろいので釘打ちは行いません。応急処置が済んだら早めに専門業者に来てもらいましょう。

[執筆者]池上政之(プロタイムズ総研現場革命部)
池上政之
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