陸屋根からの雨漏り~防水DIY~

応急処置なら自分でできる!

前回まで、陸屋根の防水対策、陸屋根の雨漏り事例をご紹介してきました。雨漏りが起こるとすぐに業者に頼むことを考えると思いますが、何らかの事情で時間がかかることも考えられます。そのような場合はDIYで応急修理を行うことも可能なので、その手法をご紹介します。

その前に注意を一つ。防水には「押さえ」と「露出」の2種類があります。押さえとは、アスファルト防水押さえコンクリート仕上げのように、防水層の上に保護層を設ける工法のことです。人が歩いても良いようにできているので、様々な利用法が可能ですし、耐用年数も長くなります。これに対し、露出とは防水層が剥き出しになっている工法のこと。基本的に歩行しない屋根に用いられ、耐用年数はやや押さえに劣ります。しかし、露出の場合は防水層が剥き出しなので、破損箇所の特定が容易になるメリットがあります。

この露出防水の屋根の場合は、人が歩き回らないことを前提としているので、手摺などないのが普通です。パラペットも、押さえ防水に比べて低くなっていますので、転落の危険があります。特に雨上がりは水溜まりなどができて滑りやすくなっていますので、細心の注意が必要です。もし、少しでも危ないと感じたら、速やかに専門業者に任せましょう。

破損箇所を特定できた場合は、まず写真を撮っておきましょう。補修記録をきちんと取っておけば、後に専門業者が作業する際に助けとなります。

前回ご紹介したルーフィングの裂け目やクチアキには、ゴムアスファルトシーリング材を充填しておきましょう。手摺支柱、フック、アイボルトなどの周りにも隙間ができている場合があるので、同じくゴムアスファルトシーリング材を充填しておきます。

排水口周り、出入隅の角、架台、金属との取り合い部分、瀝青質が消失している箇所などにはゴムアスファルト系塗膜防水材を塗っておくと良いでしょう。薄く何度かに分けて塗ると、丈夫な被膜を形成することができます。

最近ではA4サイズのアスファルト防水補修用ゴムアスシートもあります。ハンドトーチバーナーなど、わずかな道具を揃えれば簡単に露出アスファルト防水の補修ができます。膨れ部分の補修などにも使えます。

実際には雨漏りは一つの原因で起こるとは限らず、その場合の原因究明は専門家でも簡単ではありません。応急処置をしても雨漏りは止まらない場合もあるので、早めに信頼できる業者に修理の依頼をしましょう。

[執筆者]池上政之(プロタイムズ総研現場革命部)
池上政之
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