雨漏りと壁・柱・梁の点検について

柱

特に注意すべきは壁

雨漏りと言えば天井、屋根を思い浮かべる人が多いと思いますが、実際には外壁からの雨漏りが多くなっています。外壁は屋外にあり、不具合が起これば雨漏りに直結する可能性が高い部位です。また、雨漏りとすぐにわからなくても、屋内の壁にカビが生えたりすれば雨漏りを疑うべき。屋内に影響が出ると快適な生活が脅かされます。

外壁や室内の様子は目視できるので、注意していれば誰でも異常を察知することは可能です。しかし、柱や梁は壁や天井に隠れているのが普通なので、日常的な点検ができないという欠点があります。ただし、柱や梁は頑丈なので、大きな不具合さえなければ建て替えまで大規模な補修などは不要な部位であると言えます。

壁・柱・梁では、主に次のような時期に点検が必要です(木造一戸建ての一般例)。

〈外壁〉
・モルタル壁
定期点検の時期の目安…2~3年ごと
定期的な補修等の時期の目安…トップコートは3~4年ごとに吹き替える
大規模な補修等の時期の目安…15~20年くらいで全面補修を検討する
・サイディング壁
定期点検の時期の目安…3~4年ごと
定期的な補修等の時期の目安…トップコートは3~4年ごとに吹き替える
大規模な補修等の時期の目安…15~20年くらいで全面補修を検討する
・金属板や金属サイディング壁
定期点検の時期の目安…2~3年ごと
定期的な補修等の時期の目安…3~5年ごとに塗り替える
大規模な補修等の時期の目安…15~20年くらいで全面補修を検討する
・板張り壁
定期点検の時期の目安…2~3年ごと
定期的な補修等の時期の目安…3~5年ごとに塗り替える
大規模な補修等の時期の目安…15~20年くらいで全面補修を検討する
・タイル張り壁
定期点検の時期の目安…2~3年ごと
大規模な補修等の時期の目安…15~20年くらいで全面補修を検討する
・目地シーリング
定期点検の時期の目安…2~3年ごと
大規模な補修等の時期の目安…10~15年くらいで全面打ち替えを検討する
〈天井及び壁(クロス張り・板張り・繊維壁・砂壁)〉
定期点検の時期の目安…随時
大規模な補修等の時期の目安…10~15年くらいで全面張り替えを検討する
〈小屋根(垂木・棟木・小屋束・母屋)〉
定期点検の時期の目安…10~15年ごと
大規模な補修等の時期の目安…建て替えの際に更新する
〈柱・間柱・筋交い〉
定期点検の時期の目安…10~15年ごと
大規模な補修等の時期の目安…建て替えの際に更新する
〈梁・胴差〉
定期点検の時期の目安…10~15年ごと
大規模な補修等の時期の目安…建て替えの際に更新する

なお、建物の立地条件、使用状況、日常的な手入れの度合によって点検等の時期は異なります。
(参考:『住宅の点検と補修』財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター)

[執筆者]池上政之(プロタイムズ総研現場革命部)
池上政之
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