屋根からの雨漏りと相談員の視点

屋根

リフォーム相談員は家のどこを見ているか

リフォームを専門に扱う相談員が学ぶテキストのなかには、専門家が屋根周りを点検し、雨漏り箇所を早期に発見、適切な補修を提案することが推奨されているものがあります。なぜなら、屋根の点検は危険を伴うためにユーザーが確認できる範囲が限られており、その一方で屋根やバルコニーからの雨漏りは建物の躯体の木部を腐朽させ、蟻害につながることが多いため、早期発見に越したことはないからです。

屋根周りを点検する際は、双眼鏡や高所観察用ビデオカメラ、スケールなどの検査器具を用います。高所観察用ビデオカメラは伸縮可能なポールの先端に小型カメラを取り付けたもので、屋根などの高所のほか、人が入りにくい箇所の観察に適しています。ユーザー自身が可能な範囲で点検するよりも、専門の検査器具を備えた専門家の方が素早く隙のない点検ができます。
屋根周りを点検する際の主なチェックポイントとしては、次のような項目が挙げられます。

屋根のチェックポイント

  • 浮き上がりやがたついている箇所がないかチェックする
  • 瓦葺き屋根の場合は瓦のずれや割れている箇所がないかチェックする
  • 金属板葺き屋根の場合は表面の塗装が白っぽくなっている箇所がないかチェックする(チョーキング現象。塗装表面が紫外線・熱・風・水などにより劣化し、顔料が粉状になって現れる)
  • 1階屋根と2階外壁の取り合い部分に不具合が見られないかチェックする

小屋根、軒裏天井のチェックポイント

  • 雨漏りの跡や腐朽している箇所がないかチェックする。断熱材を取り除いて点検することも推奨

雨樋のチェックポイント

  • 雨樋が外れているところはないか、ひびが入っているところがないかチェックする
  • 雨樋の掴み金具の取付部のシーリングに不具合が見られないかチェックする

バルコニー、濡れ縁のチェックポイント

  • 手摺がぐらついていたり、破損している箇所がないかチェックする
  • 腐朽している箇所や蟻道が見られないかチェックする
  • 床が沈む箇所がないかチェックする

バルコニーなどの雨漏りを調べると、蟻道ができていることがあります。漏水に気づかないでいると、木材が腐朽して、それを好む蟻が棲み着きます。蟻は本来、益虫であると言われます。ゴキブリなどの死骸を解体処分してくれるのは蟻だからです。しかし、家に侵入すれば不快ですし、腐った柱などを食べるシロアリは明らかな害虫。その場合は速やかな駆除が必要になります。

[執筆者]池上政之(プロタイムズ総研現場革命部)
池上政之
記事をご覧いただきありがとうございます。当ブログ記事は現場職人の視点から一般的な色について解説しています。
なお、プロタイムズ総研では実際の施工現場にて随時勉強会を開催しています。職人の立場から手抜き施工を防ぐ方法や屋根・外壁の劣化状態の見極め方などご説明いたします。参加費も無料となりますのでよろしければご参加ください。正しい塗り替え勉強会(施工現場見学会)についてはこちらをご覧ください。お待ちしております。
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