雨漏りと換気レジスター

換気口

小さな穴でも雨は浸入してくる

前項では妻換気口と換気口を取り上げましたが、住宅には他にも換気システムが存在していることがあります。換気レジスターもその一つです。

換気レジスターは四角、または丸形のパネル状になっているものと、小さな換気扇のような形状のものがあり、中に空気清浄フィルターが標準装備されている製品もあります。これはフィルターを通して浄化された外気を室内に取り入れられるタイプです。換気レジスターは外壁に穴を開けて取り付けます。現在は戸建住宅でも24時間機械換気が建築基準法で義務付けられているので、24時間換気システムに対応した製品もあります。

換気レジスターを設置するには外壁に穴を開けなければならないので、雨仕舞いに問題が生じる場合があります。特に強風時、横殴りの雨が降ったり、下から上に舞い上がってくる場合は浸水する恐れがあります。換気レジスターの外部フードは下向きに付いているので、上から下に降る雨の場合は問題ありませんが、下から吹き込む雨には無防備です。

ちなみに、多くの換気レジスターは既製品だと言います。デザインにこだわった家の場合はオリジナルの部品で作る場合もありますが、既製品の方が様々な認定をクリアしていたり、保証が付いていたりするので、安心感があるのです。やはり問題になってくるのは雨仕舞いの良し悪しでしょう。

下から吹き込む雨に対して換気レジスターは無防備だと述べましたが、実は換気レジスターには室内側から開閉が可能な商品もあります。閉じた状態であれば、換気レジスターから浸水する確率は低くなります。

ところが実際には、換気レジスターを開けっ放しにして24時間換気を行っている家が多いようです。台風の時などに雨漏りがすると言うのでチェックしに行ってみたら、開いていた換気レジスターから水が入っていた、というケースも。換気レジスターのメーカーも「強風時以外は開にしてください」などと注意書きをしています。逆に言えば「強風時には閉じてください」という意味なのですが、残念ながらあまり閉じる習慣は浸透していないようです。

もちろん、閉じていれば完全に雨が防げるわけではありません。風の強さと雨量によっては、メーカーの想定を超えてくることも考えられます。壁に穴が開いている以上、条件によっては雨が侵入してくることがあるので、換気レジスターには普段から気を付けておいた方が良いでしょう。

[執筆者]池上政之(プロタイムズ総研現場革命部)
池上政之
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